グルメ質問アプリ構想

グルメ質問アプリ構想

2021/03/23

DEV

2020年12月から、Webでグルメ質問サービスを、開発している。
開発は自分、営業マーケティングを友人に任せての2人体制で、4月頭にβ版リリースを予定している。

現在事前登録を受付中で、ありがたいことに240名から登録頂いている。

サイトはこちら

サービスの概要

「飲食店選びを、詳しい人に直接質問してお店情報を教えてもらう」というもの。

教える側の人は有料または無料で質問権を公開し、教えて欲しい人は質問権を購入し質問する。

フリマアプリの、質問権を取り扱うバージョンだ。

“レビューサイトよりも信頼できる人に直接教えて欲しい”
のニーズを、ユーザーがSNS等で持っている信頼・権威性と組み合わせて解決したい。

なぜ作ろうと思ったか

サービスの概要を見て「面白そう!使ってみたい!」と感じる人は少数派な気がする。

実際、自分の友人に説明しても「ニッチすぎない?お店教えてもらうだけにお金払う人いる?」と言われることもある。

この案をもって開発に踏み切った理由は3つある。

  1. 自分自身の肌で感じたちょっとしたニーズ
  2. 超ニッチ✖️自分は使いたい
  3. 単純に個人開発をやってみたかった


自分自身の肌で感じたちょっとしたニーズ

自分は数年前、インスタグラムでグルメ記録活動をしていた。

ひたすら食べたものの写真を載せていくだけのアカウントだが、意外とフォロワーが伸びた。




顔を出したり面白い文章を書くわけではないのに、いいねやコメントを貰えるので、グルメ情報を欲している人は多いんだなと感じた。

そしてこの時たまにあったのが、「〜界隈でおすすめの飲食店教えてください」という知らない人からのDM。

食べログやGoogleが圧倒的情報力を持つ中、フーディーの端くれのような自分にも、直接聞きたいニーズは少なからずあった。

このサービスの営業マーケティングを担当している友人はフォロワー2万人越えのグルメインフルエンサーなのだが、この手のDMが多すぎてストレスになるレベルだと言っていた。


一方で、インフルエンサー側のニーズはなんといってもマネタイズ。

一部のフォロワーが2万を超えているような人や、ただのフーディーでなくキャラや見た目の良い人ははPR案件で収益を得ているようだ。

しかし基本、グルメ分野でのマネタイズは難しい。

ブログを書く人をよく見るが、個人ブログがSEOで食べログレビューに勝つのはほぼ不可能だ。
最近では、ググったところでWebサイトよりも上にGoogle mapsで候補が表示され、解決してしまう始末だ。

アフィリエイトは、お店を探しに来た人に物を売ろうとするのはお門違いとなってしまう。

動画にしても、アル中カラカラさんのようなスタープレーヤーがいる中で「美味しそう」だけのコンテンツでは時間を使ってもらえない。


グルメ情報発信のつらみを長々と書いてしまったが、「詳しい人に直接聞きたい」と「グルメの知識をマネタイズしたい」を同時に満たせないかと思ったのがこのサービスの始まりだ。

超ニッチ✖️自分は使いたい

個人開発でそれなりに使ってもらえるものを作る条件として、

  • 超ニッチ領域
  • 自分だったら使う

この2点が必須と思っている。

今は世の中、webサービスで溢れている。しかも完成度の高いものばかり。

「どんなジャンルでも質問できるサイト」や「グルメ総合サイト」で勝つのはまず無理だろう。そもそも個人では作りきれない。

スタートアップや個人の開発でよく言われる事だが、解決したい問題の具体度を上げて、1000人に1人にでも「あっこれが欲しかった!」と言ってもらえるようなプロダクトを目指したい。

また自分の場合だが、このサービスがあったら普通に使いたい。

旅行先では地元の人が好む店を知りたいし、食べログ3.0台の良店を知りたい。

そして大人になる程時間がとにかく大切になる故、1回の食事が失敗に終わるダメージは大きい。

いつもインスタで見ているような人に条件を伝えてオススメ店を直接提案してもらえるなら500~1000円普通に払うなと思ったので、作ってみる価値はあると思った。

個人開発をやってみたかった

僕は2020年からWebの勉強を始めた新米者だ。

スタートアップ企業に入り4ヶ月経ち、「調べながらなら、なんとか自分でサービス作れるかも」という状態になったので、第一弾として作ってみることに決めた。



もうすぐローンチを控えており、
バグなどで大変な目に合う未来も見えるが、やると決めたのでやってみる。